アジャンタでカレーを食べてから、しょっちゅうどうすればあんな旨いカレーがつくれるのか考えるようになりました。
とりあえず、頭だけでぐるぐる考えていると整理できないので、記録がてらまとめてみます。 特記事項 ・辛さより甘みが最初に感じられる。 ・辛くないわけではない。辛さはあとからくる。 ・辛すぎないため、他のスパイスの香りが強く感じられる。 ・連続で食べ続けると、徐々に辛みが口に残るようになる。 ・ちょっと休むと辛さはさっとひく。 ・鶏は骨から簡単にはずれるくらい柔らかい。 現在からの改善点 ・ココナッツクリームが利用できていない。ココナッツミルクが固まった部分をココナッツクリームというらしい。つまり、ココナッツクリームがない場合は、ココナッツパウダーを通常よりも高濃度で溶かして利用することで近い味わいになるはず。 ・インドカレーは飴色玉葱を利用する必要はない、という情報があった。おそらく、利用してはいけないのではなく、ホールスパイスで油に香りを写してから玉葱を炒めるため、あまり長時間炒めると香りが飛んでしまうことが原因で、飴色にできないんじゃなかろうか、と。別の本では、飴色になるまでみじん切りの玉葱と炒めてつくるカレーも存在している。つまーり、あらかじめ飴色の玉葱をつくっておいてくわえれば、香りをすっ飛ばすことなく甘みの強い玉葱を利用可能になる。 ・鶏モモを利用しているが、骨付きではない。骨から旨味がでるのは一般常識。そして、骨の周囲の肉がより旨い。つまり、安いからといって、鶏モモを使うのではなく、骨付きの鶏のぶつ切りを使うべしってこと。 ・カイエンペッパーの加減には細心の注意を払う。多すぎたら取り返しがつかない。インドカレーだし辛くてもしょーがない、はダメ。同様に塩分の加減も重要。カレーの味は塩加減でほぼ全てが決まってしまうくらい。 ・トマトはジュースがデフォルトだが、あえて倍量のトマト缶を利用。辛みの緩和にはもってこいだし、多めに入ると旨味が増す。少しだけトマトペーストを入れても良いと思われる。 とりあえず、こんなもん。 全てを盛り込んでリトライしてみたいんですが、へたすると数日カレー続きになるのが・・・。 一人暮らしの難点ですねぇ。
by strayant
| 2009-11-17 02:21
| 黒蟻と香辛料
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